ラッセル「現代哲学」その2

まだ第3章の前半だが、もう一度書いておく、この本はいい。ここにあるのは、分析哲学とも現象学とも違う哲学である。そしてこれが私にとっては本来の哲学であると思える。これが本邦初訳であるということが信じ難い。高村さんには本当にお礼を申し上げたい。

本のタイトルについて訳者解説に経緯が書かれているが、私はこの「現代哲学」という題名がピッタリしていると思う。これこそ現代哲学なのだと思う。